画像連続取り込み for FVC07

概要

本サンプルプログラムは、弊社キャプチャボードFVC07を用いて、画像の連続取り込みを行います。

使用しているFVXコンポーネント

FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxImage, FvxVideo, FvxPerformanceCounter

構成

構成図
画像処理装置にはFVX基本パック ver3.20以降及びFVXファースト標準ビデオPACK ver3.20以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[取り込み設定]

画像メモリのロック(ImageLock)

画像取り込みを行う前に予め、画像メモリのロックを行う必要があります。

画像メモリのロックは、本アプリケーションでは最大16回行えます。画像メモリ枚数はメインメモリの許す限り行うことが可能です

ロックしたメモリの情報の上で右クリックを行うと、ロックしたメモリのアンロックを行うことが出来ます

ビデオ設定ファイル再選択

ビデオ設定ファイルを選択し直します。

[画像取り込み]

1Shot

1枚だけ画像取り込みを行います。画像が取り込まれる先は、リストビューで選択されているハンドルに対して行います。必ず、このボタンを押す前にImageLockを行ってください。

連続取り込み開始

連続取り込みを開始します。画像が取り込まれる先は、リストビューで選択されているハンドルに対して行います。必ず、このボタンを押す前にImageLockを行ってください。取り込み枚数を0にすると、無限に取り込みを行います。1以上の値を指定すると、指定枚数画像取り込みを行います。

連続取り込み終了

連続取り込みを中断する場合、このボタンを押してください。

[画像の保存]

画像ファイル保存

表示中の画像をファイルに保存します。指定したファイル名に、ハンドル番号、画像メモリ番号、入力チャネルを自動的に付け保存を行います。

(例)C:\Image\fast.bmp とファイル名を指定し、ハンドル番号=2、画像枚数=10、だった場合、C:\Image\fast_02_0000.bmp、C:\Image\fast_02_0001.bmp、・・・、C:\Image\fast_02_0009.bmp というファイル名称になります。

[トリガ設定]

トリガモード

ノーマル・内部トリガ・外部トリガのどれかを指定して下さい。ノーマルに設定した際は、カメラもノーマルモードにする必要があります。内部トリガ・外部トリガモードにした場合、カメラをトリガモードにする必要があります。

露光時間

内部トリガ・外部トリガのときの露光時間をμsで指定して下さい

[SIO設定]

送信データ

カメラに送信するコマンドを指定します。

受信データ

受信データを表示します。

送信

送信する場合、このボタンを押してください。

[画像表示設定]

AScope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します

表示倍率を0.5プラスします

表示倍率を0.5マイナスします。

x1

等倍表示にします。

Full

画像がFvxDisplayEx内にいっぱいに拡大されるよう、表示倍率を変更します

注意事項

本サンプルプログラムの実行にはMSCOMCTL.ocx 及び、TABCTL32.ocx(microsoft® Windows® Common Controls6.0(SP4))が必要です。

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。