自動２値化

概要

本サンプルプログラムは様々な２値化手法により、グレイ画像の２値化を行います。

使用しているFVXコンポーネント

FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxImage, FvxVideo, FvxPerformanceCounter, FvxROI, FvxChangeImage

構成

画像処理装置にはFVX基本パック ver2.50以降及びFVXファースト標準ビデオPACK ver2.50以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[処理画像取得・保存]

Grab

カメラから画像を取り込みます｡カメラ取込が不可能な場合は灰色で表示されます。

画像ファイル読込

画像ファイルを読み込みます｡読み込む画像はサイズが512*480の濃淡画像にしてください。

画像ファイル保存

表示中の濃淡画像をファイルに保存します｡

[２値化設定]

２値化手法

２値化の手法を選択します。選択した手法により、設定項目が増減します。

• 固定２値化

２値化閾値

• 判別分析法

設定項目なし

• Ｐタイル法

２値化百分率

• ラプラシアンヒストグラム

EdgeFactor

• 一次微分ヒストグラム

EdgeFactor

• 最小値・最大値範囲内

最小値
最大値

• 局所領域平均値

局所領域サイズ

• 分割領域閾値

横分割数
縦分割数
MatchAve
MatchStdAve
背景分離度

処理範囲設定

２値化を行う処理範囲を設定します。

クリア

２値画像を消去し、元のグレイ画像に戻します。

実行

２値化処理を実行します。

実行例

注意事項

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。