ラインセンサカメラ取り込み

概要

本サンプルプログラムは、弊社高精細カメラ用キャプチャボードFHC3310Aを用いてラインセンサカメラより画像入力を行います。

使用しているFvxコンポーネント

FvxVideo_Aval, FvxImage, FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxPerformanceCounter

構成

構成図
画像処理装置にはFVX基本パック ver2.50以降及びFVXアバールデータ高分解能センサPACK ver2.50以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[画像取り込み・保存]

Grab

カメラから画像を取り込みます。カメラ取込が不可能な場合は灰色で表示されます。

Freerun

タイマーコントロールを使って、連続的に画像を取り込みます。

画像ファイル保存

表示中の画像をファイルに保存します。

[取り込み設定]

キャプチャボードへの設定値は、Initiarizeボタンをクリック下時点で適応されます。
設定されたデータは一旦temp.iniファイルに保存され、その設定値をロードするようになっております

Mode

Normalモード/Encorderモードの設定が可能です。

Size, Offset

画像サイズと入力オフセット値の設定です。

ScanRate

ライントリガーの間隔をμsで指定します。

Timeout

画像取り込みタイムアウト設定です。


CCK

カメラクロック設定

SCK

サンプリングクロック設定

BPP

カメラが出力する1画素あたりの何ビット使用しているかの設定です。

Sampling PhaseReverse

サンプリングの位相設定です。チェックがつくと位相反転です。


Sampling

エンコーダーのサンプリング間隔

Start

エンコーダー開始設定。

Reverse

エンコーダーの入力パルスが逆転しているかどうか。

Cmp1,Cmp2

比較レジスタ

[表示設定]

表示モード

画面サイズより大きなサイズの取り込み画像を、どのように表示するか設定します。
取り込み画像を縮小(アスペクト比保持)して全体を表示するモードと、等倍で一部分のみ表示するモードの2つから選択できます。

等倍表示の場合は、画面脇のスクロールバーにて表示する部分を移動します。

注意事項

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。