四角いワークの４辺のエッジを検出

概要

本サンプルプログラムは、四角いワークの４辺のエッジを検出します。
プログラムは、設定された処理範囲内の上下左右それぞれの方向に検出線を張り、エッジを検出・表示します。

使用しているFVXコンポーネント

FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxImage, FvxVideo, FvxPerformanceCounter, FvxROI, FvxEdge

構成

画像処理装置にはFVX基本パック ver2.50以降及びFVXファースト標準ビデオPACK ver2.50以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[処理画像取得・保存]

Grab

カメラから画像を取り込みます｡カメラ取込が不可能な場合は灰色で表示されます。

画像ファイル読込

画像ファイルを読み込みます｡読み込む画像はサイズが512*480の濃淡画像にしてください。

画像ファイル保存

表示中の濃淡画像をファイルに保存します｡

[パラメータ設定]

対象物の色

エッジを検出するワークの色を指定します｡

閾値

エッジ検出閾値を指定します｡ 0〜100 の間で設定してください

片幅

検出ラインに対して、垂直な方向に濃度投影を取るための計測ラインの片幅を指定します。 0以上の値を設定してください。

横・縦ピッチ

検出線の間隔を指定します｡設定により、検出線が処理範囲を超えてはみ出る場合には、そのはみ出た検出線が無効になります｡

横・縦本数

検出線の本数を指定します。
本数は奇数を入力してください。入力された値が偶数だった場合は、更新時に強制的に１つ大きい奇数に変更されます。また、設定により、検出線が処理範囲を超えてはみ出る場合には、そのはみ出た検出線が無効になります｡

更新

変更したパラメータを更新します。（更新もしくは実行ボタンが押されるまでは変更したパラメータは適応されません）

範囲設定

エッジ検出線を引く範囲を指定します。

実行

エッジ検出を実行します｡
検出されたエッジは画面上に青い十字マークで表示されます｡

実行例

注意事項

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。