FvxDisplayEx ROI機能

概要

本サンプルプログラムはFvxDisplayExに搭載されている、ROI機能を試すことが可能です。

使用しているFVXコンポーネント

FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxImage, FvxVideo

構成

構成図
画像処理装置にはFVX基本パック ver2.50以降及びFVXファースト標準ビデオPACK ver2.50以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面
実行画面

[画像表示]

画像ファイル読込

LoadImageボタンをクリックすると、ファイルロード用のダイアログが開きます。表示したいファイルを指定してください。また、FvxDisplayEx上にファイルをドロップした場合、ドロップされたファイルを表示します。

画像取り込み

Grabボタンをクリックすると、カメラから画像を入力します。カメラ取込が不可能な場合は灰色で表示されます。

サイズ変更

画像を拡大・縮小する場合は、Scaleのスライダーを移動させてください。1%,2.5%,5%,7.5%,10%,20%,30%,50%,75%,80%,100%,125%,150%,200%,250%,300%,400%,500%,700%,1000%,1500%を指定することが可能です

[ROI機能]

図形変更

New Object Typeを変更することによって、画像上をクリックした際に新規作成される図形が変更されます。

図形個数取得

現在画像上に描画されている図形の個数を取得するには、Figure Numの中の取得したい図形にチェックを入れ、Numボタンをクリックしてください。

図形情報取得
最大図形個数設定

Max Figure設定の数値を変更することで、各図形が作成できる最大の図形個数を設定します。-1を指定すると、メモリの許す限り無限となります。

アクティブな図形の変更

Change Activeのボタンをクリックすることで、図形を作成した順番を順方向・逆方向にアクティブな図形を変更します。アクティブな図形は、アクティブじゃない図形をクリックすることや、FvxDisplayExがActiveな状態でマウスホイールを動かしたり、キーボードで入力することでもアクティブな図形は変更されます。

各種設定
図形色の設定
パレットの設定
イベント

FvxDisplayExので発生したイベントをEventリストボックスに表示します。ただし、MouseMoveイベントは大量に発生するため、表示しないようになっています。Eventリストボックスをクリアしたいときは、リストボックスにフォーカスをあわせて、右クリックしてください。

図形ID

FvxDisplayEx上に表示されている図形のIDは、IDsリストボックスに表示されます。このIDを指定することによって、画面上のアクティブの図形が変更されます。

注意事項

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。