ビデオ同時取り込み(4ch)

概要

本サンプルプログラムは、弊社キャプチャボードFVC02を2枚用いて、4カメラの同時入力を行います。

使用しているFVXコンポーネント

FvxDisplayEx, FvxFileAccess, FvxImage, FvxVideo, FvxPerformanceCounter

構成

構成図
画像処理装置にはFVX基本パック ver2.50以降及びFVXファースト標準ビデオPACK ver2.50以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[取り込み設定]

ビデオチャンネル

取り込むビデオチャンネルを選択します。

トリガモード

トリガモードの設定をします。
ノーマル/内部トリガ/外部トリガ の3つから選択します。

ビデオオフセット

ビデオ入力オフセットの設定を行います。
-128〜+127の範囲で設定してください。

※ビデオ入力オフセットとは
カメラから送信されるアナログ信号のうち、ペデスタルレベル(約0.3v)より上の0.7vの範囲を256等分して濃度値を得ています。この基準となるレベル値をプログラム的に変化させ、明るい部分を256等分したり、暗い部分を256等分することが可能です。

露光時間

露光時間の設定を行います。
1〜250msの範囲で指定してください。

ビデオ設定ファイル再選択

ビデオ設定ファイルを選択し直します。

[ハードウェア2値化設定]

HW2値化モード

ハードウェア2値化のモードを設定します。

ハードウェア2値化レベル

2値化の閾値を設定します。0〜255の範囲で指定してください。

[画像取り込み・保存]

Grab

カメラから画像を取り込みます。カメラ取込が不可能な場合は灰色で表示されます。

Freerun

タイマーコントロールを使って、連続的に画像を取り込みます。

画像ファイル保存

表示中の画像をファイルに保存します。

[画像表示設定]

AScope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します

表示倍率を0.5プラスします

表示倍率を0.5マイナスします。

x1

等倍表示にします。

Full

画像がFvxDisplayEx内にいっぱいに拡大されるよう、表示倍率を変更します

注意事項

Visual Basic版のサンプルプログラムの実行にはMSCOMCTL.ocx(microsoft® Windows® Common Controls6.0(SP4))が必要です。

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読み下さい。