拡大・縮小・平行移動

概要

本サンプルプログラムは、画像の拡大・縮小、および平行移動を行います。

使用しているFVILクラス

FVIL.Video, FVIL.Data, FVIL.GeoTrans, FVIL.CFviTimeCounter, FVIL.File

構成

構成図
画像処理装置にはWIL Ver 3.0.0.0以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[処理画像取得]

Grab One

カメラから画像を取り込みます。画像取り込みが完了するか、エラーが発生するまで待機します。

LoadFile

画像ファイルを読み込みます。読み込む画像は濃淡画像にしてください。

[Boad設定]

Trigger Mode

トリガモードの設定をします。
ノーマル/内部トリガ/外部トリガ の3つから選択します。

Video Exposure

露光時間の設定を行います。
1〜3276750μsの範囲で指定してください。

[実行ボタン]

2倍拡大

座標(0,0)を基点として、表示画像を各辺2倍(面積比で4倍)に拡大します。

1/2縮小

表示画像を各辺1/2(面積比で1/4)に縮小します。

領域指定して拡大

領域指定を行い、その選択された領域が画面一杯になるように拡大します。

平行移動

X,Yのそれぞれの移動量を入力し、画像の平行移動を行います。

回転

回転角を入力し、画像の回転を行います。

[Display Size]

x1

等倍表示にします。

Full

画像が画像表示領域内いっぱいに拡大されるよう、表示倍率を変更します。

表示倍率を0.5プラスします。

表示倍率を0.5マイナスします。

AScope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します。

実行例

平行移動 2倍拡大
1/2縮小 回転

注意事項

FVILを使用する場合

      ・.NET Framework 2.0 (SP2)
      ・.NET Framework 4 Full 及び Visual C++ 2010 ランタイム
      ・.NET Framework 4.5 及び Visual C++ 2012 ランタイム
      ・.NET Framework 4.5.1 及び Visual C++ 2013 ランタイム
      ・.NET Framework 4.6 及び Visual C++ 2015 ランタイム

のいずれかが必要です。


本サンプルプログラムを使用する場合は、GAC への登録が必要になります。
※GAC への登録の詳細は、WIL説明書の環境設定を参照してください。

本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読みください。