FVC08用ビデオ取り込み(1ch)

概要

本サンプルプログラムは、弊社キャプチャボードFVC08を用いて、1カメラの画像入力を行います。

使用しているFVILコンポーネント

FVILbasic, FVILforms, FVILdevice

構成

構成図
画像処理装置にはWIL Ver 3.1.0.6以降がインストールされている必要があります。

操作方法

実行画面

[画像取り込み]

Grab One

カメラから画像を取り込みます。画像取り込みが完了するか、エラーが発生するまで待機します。

Grab Continue

タイマーコントロールを使って、連続的に画像を取り込みます。

[Mode設定]

LineSensorMode

ラインセンサモードの設定を行います。

EncoderMode

エンコーダの使用モードの設定を行います。

[Encorder Mode Param設定]

Signal

AB相設定の設定を行います。
AB相/A相 の2つから選択します。

Mit

サンプリング速度の設定を行います
1倍/2倍/4倍 の3つから選択します。
4倍はSignalがAB相の時のみ設定可能です。

Start

エンコーダ起動モードの設定を行います。
CPU/外部トリガ/Z相 の3つから選択します。

Pulse

パルスの方向の設定を行います。
CW/CCW の2つから選択します。

Comp1

比較レジスタ1の設定を行います。
エンコーダカウントをcomp1の設定分、待機しトリガ出力します。

Comp2

比較レジスタ2の設定を行います。
エンコーダカウントをcomp2の設定の倍数のとき、トリガ出力します。

Init

エンコーダカウンタ初期化設定の設定を行います。
フレーム完了後 / 初期化しません /全取り込み完了後 の3つから選択してください。

SawpAB2

A相/B相入れ替え設定を行い。
無効 / 有効 から選択します。

Signalsource

エンコーダー入力チャネルを設定します。
A#0 B#0 Z#0 / A#1、B#1、Z#1 の2つから選択します。

[Trigger設定]

Trigger Mode

トリガモードの設定をします。
ノーマル/内部トリガ/外部トリガ/外部トリガリトライ の4つから選択します。

Cycle Time Mode

トリガ信号とトリガ信号の間隔の設定を行います。
トリガ幅を含まない時間/トリガ幅を含む時間 の2つから選択します。

Video Exposure

露光時間の設定を行います。
1〜64424509μsの範囲で指定してください。

Cycle Time

トリガリトライ期間の設定を行います。
1〜64424509μsの範囲で指定してください。

[SIO]

Send

シリアル通信でカメラ設定の変更を行います。
Send Dataのデータをカメラリンクケーブルを通してカメラに送信します。
カメラから送られてきたデータは、Recieve Dataに表示されます。

[Display Size]

x1

等倍表示にします。

Full

画像が画像表示領域内いっぱいに拡大されるよう、表示倍率を変更します。

表示倍率を0.5プラスします。

表示倍率を0.5マイナスします。

AScope

画面上に画像の濃度投影グラフを表示します。

ReLoad Ini File

ビデオ設定ファイルを選択し直します。

Save Image

表示中の画像をファイルに保存します。

注意事項

FVILを使用する場合

      ・.NET Framework 4.5.2 以降及び Visual C++ 2013 ランタイム

が必要です。


本サンプルプログラムを使用する際には、使用許諾事項を必ずお読みください。