FAST CORPORATION[株式会社ファースト]

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会社紹介

概要

アジアをリードする画像処理技術メーカー

1982年の創立以来、独自の優れた画像処理技術を駆使し、形状や色彩の認識はもちろん、その画像認識を基に加工・分析といった一連の作業までを追及しています。

設立後翌年には、いち早く100万円を切った小型・軽量・低価格の画像処理装置を発表。またアジアメーカーとしては初めての濃淡画像による高速パタンマッチング処理を実用化。さらに画像処理装置とテーブル制御を一体化した位置決め用アライメントコントローラー「VA-1」(「FV-aligner」の前身機)を発売しました。

その後も幾何学情報を利用した高性能位置検出ライブラリ「高機能サーチ」の開発やフラットパネル検査システム「 FV-pixellence 」、高精度位置決めに対応した4軸ステージ制御の実現、また最近ではコンクリート構造物の非破壊検査に画像処理技術を取り入れた自動化システムを導入し、世界中から注目を集めています。

現在、ファーストのシステムと技術は様々な業界で活躍しています。そして今、中国や韓国、台湾へとその活躍の場を広げ、アジアのテクニカルメーカーとして世界をリードしていきます。

 

私達は常に”如何に人間に近づけるか”と”如何に人間を超越するか”という命題に挑戦しています。

如何に人間に近づけるか?

  • ・人間が無意識に行っている3次元カラー動画像認識を超高速ハードウェアにより実現
  • ・X線や赤外線、あるいは音声・匂い・触覚といったセンサの融合によるロバストで多元的な機能を有するセンサの実現
  • ・得意・不得意を有する人間の個性と同様の性格付けによる明確な特徴を持った画像処理手法の実現
  • ・計りたい箇所や検査したい箇所の完全自動認識による登録作業における究極ユーザインターフェースの実現
  • ・人間の曖昧な認識規準(クライテリオン)の自動定量化による官能検査の実現
  • ・物体の隠蔽やくずれ・よごれ・にじみといった不規則変形に追随する柔軟な認識の実現
  • ・3次元シーンの自動理解により現実レベルに近づけた認識機能の実現

如何に人間を超越するか?

  • ・ナノサイズレベルの物体の認識や検査の実現
  • ・人間の反応時間を超えた高速移動物体の認識や検査の実現
  • ・X線や紫外線・赤外線を使った本来は見えない物体の認識や検査の実現
  • ・人間の記憶力を遥かに越える膨大な知識ベースを利用した認識の実現
  • ・宇宙や放射能等の人間が踏み込めない劣悪環境下での物体の認識や検査の実現
  • ・X線センサや触覚センサ等の信号の可視化による一元化したデータでの画像処理技術の適応
  • ・非常に長い周期やカオス的規則性を持つ物体の振る舞いの自動推定による短期間予測問題への展開
  • ・ベテラン検査員における検査作業の自動解析によるノウハウ自動抽出器の実現

それらを実現する為に私たちは 自律見当識 を持つシステムの技術開発が必須だと考えています。

『自律見当識』とは、『自律』と『見当識』の複合語で『自律』とは、『他からの支配や助力を受けず、自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること』であり、『見当識』とは、『時間、場所、周囲の人・状況などについて正しく認識する機能』を指します。

つまり『自律見当識』とは、『他からの支配や助力を受けず、時間、場所、周囲の人・状況を認識するために自分の立てた規律 ( 仮説 ) に従って行動し ( 情報収集を行い ) 、正しく認識する機能』という意味です。


システムの特徴は

周囲環境、ワークの状況を認識し、認識(検査)に最適な環境を自動的に構築。
例:最適照明選択、最適カメラ選択( X線、赤外線、カラー)、最適センサ選択、最適レンズ選択・・・・

  1. 入力対象を認識し、認識(検査)に最適なアルゴリズムを自動的に選択。
    例:最適サーチ手法選択、最適エッジ抽出選択、最適フィルター選択・・・・
  2. 多次元空間(時間、空間、多種センサ等)の認識を実現。
    例:動画像処理、3次元計測、カラー画像処理、異音箇所の検査・・・・・・・
  3. 多次元空間の連続性を利用した予測。
    例:経年変化の追跡&予測、パッチワーク、シェーディング補正、色補正・・・・・・・
  4. 多次元空間の不連続性を利用した自動領域分割の実現。
    例:自動パタン登録、自動処理範囲設定、パタン欠陥検査・・・・・・・
  5. 出力対象を認識し、認識(検査)結果を明示する最適な出力方法を選択。
    例:画像出力、音声出力、ネットワーク配信・・・・・

等が挙げられます。それらはいずれロボット技術と融合し知性体として進化し、命題に近づきます。それが私たちの目指す技術です。


【会社名】 株式会社ファースト
【設立】 1982 年 8 月
【資本金】 1 億 円
【代表者】 代表取締役 阪本奇男
【社員数】 100 名
【平均年齢】 46 歳
【事業内容】
画像処理事業
汎用画像処理装置、応用画像処理装置、画像処理ライブラリ、開発ツールの研究・開発・販売・保守
ソリューション事業
画像応用システムの設計・開発・設置・現調・保守
【事業所】
本 社: 神奈川県大和市
事業所: 神奈川県大和市
営業所: 大阪 中部
海外拠点:  中国
各拠点の所在地や連絡先(電話番号など)はここをクリックしてください。
【取引銀行】 横浜銀行
【主要取引先】 旭ダイヤモンド工業(株)、ウシオ電機(株)、応用地質(株)、川崎重工業(株)、京セラ(株)、国際航業(株)、セイコーエプソン(株)、大日本印刷(株)、TDK(株)、東京エレクトロン(株)、東レエンジニアリング(株)、日本特殊陶業(株)、日本電産サンキョー(株)、(株)日本マイクロニクス、パナソニック(株)、(株)ブイ・テクノロジー、富士電機(株)、三菱製紙(株)、三星ダイヤモンド工業(株)、武蔵エンジニアリング(株)、村田機械(株)、(株)村田製作所、(株)安川電機、ヤマハ発動機(株)、(株)リケン、YKK(株)、 他
【沿革】
1982 年
神奈川県大和市に株式会社クリエイティブシステムとして設立
(資本金 1000 万円)
1990 年
本社を横浜市西区に移転
1990 年
大阪営業所を開設
1991 年
社名を「株式会社ファースト」に変更
1995 年
神奈川県大和市に自社ビル建設、本社移転
2006 年
神奈川県綾瀬市に相模工場開設
2010 年
東京都新宿区に東京事業所開設
2012 年
相模工場を本社棟へ移設、名称を「本社工場」に変更
名古屋市中村区に名古屋営業所開設
2013 年
東京事業所を本社に移転・統合
2014 年
大阪営業所を移転
2018 年
東京エレクトロン デバイス株式会社の子会社となる
2020 年
名古屋営業所を愛知県岡崎市へ移転し、中部営業所へ改名