WIL-PDL Reference ( .NET Framework ) 1.0.3-gpu
WIL-PDL Reference ( .NET Framework )

AI 開発プラットフォームで学習、変換したモデルを読み込んで推論を行うモジュールです。
本バージョンは、画像分類とアノマリー検出、多視点画像分類と多視点アノマリー検出に対応しています。

動作要件

  • WIL のバージョン: 3.1.11 以上 ( FIE のバージョン: 3.7.2 以上 )
  • CPU: Intel CPU で以下の条件を満たす
    • 6th to 12th generation Intel® Core™ processors
    • 1st to 3rd generation of Intel® Xeon® Scalable processors
    • 動作確認済み環境: FV1410, FV2340, FV1420, FV2350
  • GPU: NVIDIA 製で以下の条件を満たす
    • CUDA 11.2 以上に対応
    • 動作確認済み環境: FV3051-AI ( GPU: A4500 )
    • ※ ドライバと CUDA のインストールが別途必要です
  • モジュールは WIL のオプションライブラリとして、別途ライセンスキーが必要となります。

Visual C# 及び Visual Basic の .NET Framework 4.5.2 以上で動作確認を行っています ( WIL 準拠のバージョン要件です )

使用方法の概要

使用するモデルは Model クラスで管理します。

  • 準備: インスタンスを生成、モデルファイルを読み込み
  • 推論の実行: 推論対象画像に対して推論を実行: 画像分類とアノマリー検出で使用するメソッドが異なります
  • リソースの破棄

詳細については、各メソッドの説明やサンプルコードなどをご参照ください。

ビルド設定

AnyCPU ビルドが可能ですが、32 bit を優先 のチェックは外すようにお願いします。 内部で使用している OSS が 64bit であるためです。

VisualStudio の参照設定

アプリケーション開発において VisualStudio のプロジェクトの参照に追加する際には、以下の設定手順で追加することができます。

  1. スタートメニューの FAST WIL-PDL 1.0 フォルダ内の WIL-PDL Diagnostics を起動します ( インストールフォルダ内の Tools フォルダに格納されている Diagnostics.exe を直接起動することも可能です )
  2. WIL-PDL Diagnostics の画面右下の「Register」ボタンをクリックし、AssemblyFolder(x64) の欄に、インストールフォルダが表示されたことを確認します

WIL 本体とは異なり、インストールのみでは自動追加されない点にご注意ください。 なお、RTL として使用する際には、この手順は不要です。

また、なんらかの原因で VisualStudio の参照の一覧に見えなくなってしまった際には、 同ボタンの右側の「Release」ボタンを一度クリックして登録を解除した後、再度「Register」ボタンをクリックして登録しなおすことで、 解消される場合があります。

サンプルコード一覧

本モジュールを使用するサンプルコードについては サンプルコード一覧 をご覧ください。

ライセンス

本ライブラリの使用許諾契約書は WIL ライブラリに準じます。

  • EULA: %WIL_3_1_0ROOT%\EULA.TXT
  • readme: %WIL_3_1_0ROOT%\readme.txt
  • REDIST: %WIL_3_1_0ROOT%\REDIST.txt

また、使用している OSS のライセンスについては以下をご確認ください。


Documentation copyright © 2008 FAST Corporation. https://www.fast-corp.co.jp/
Generated on Mon Mar 25 2024 16:09:26 for WIL-PDL Reference ( .NET Framework ) 1.0.3-gpu by Doxygen 1.9.5.