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   WIL

C#でのプログラミングに好適な画像処理ライブラリ

WILは画像処理アプリケーションプログラム開発用ソフトウェアライブラリです。Microsoft Visual Studio 2005及び2008に対応し、.NET Framework 2.0 (C#,C++/CLI,Visual Basic) またはネイティブC++を利用したプログラミングが可能なクラスライブラリ群です。特にC#での開発に好適で、従来から培った画像処理技術を包含しながら新しい技術を取り込み発展させ、使い勝手や開発効率を向上させた画像処理ライブラリです。

    

豊富な画像処理機能

標準機能としてカラー・濃淡・2値変換、色空間変換、幾何変換、空間フィルタ、モルフォロジ、画像間演算、論理演算、ヒストグラム、エッジ検出、直線&円ハフ検出、ブロブ解析、サーチ、キャリパー、最小自乗法、ロバスト推定、1D・2Dコード認識、文字認識など、またオプション機能としてキャリブレーション、GPU処理など、画像処理に必要な機能を網羅しています。

クラスライブラリの採用、C#での開発に好適

Windowsアプリケーションの開発で広く使用されているVisual Studio 2005 及び 2008 に対応しており、.NET Framework 2.0 (C#,C++/CLI,Visual Basic)またはネイティブC++を対象としたクラスライブラリを採用しています。特にC#で開発するのに好適な設計がなされています。オブジェクト指向的なプログラミングが可能であり、再利用性が高く、開発効率を向上できます。

C言語での開発も可能

WILを構成している低位のベースライブラリ「FIE(FAST Image Engine)ライブラリ」も公開しています。FIEはC言語関数のライブラリで、アプリケーションソフトウェアをC言語で構築する際には便利なライブラリです。

画像処理アプリケーションソフト作製が容易に

画像処理操作を統一し、どのクラスも同様の使用方法で取り扱えるようにすることで、ユーザ・アプリケーションプログラム作製を容易にしています。WIL Ver3.0(2012年上期リリース予定)からは開発支援ツールWIL-Builder(仮称)が提供されます。これは別ページに掲載しているWIL-Navigatorが性格的には評価(試行)ツールなのに対し、WIL-Builderはより開発者向けのプログラミング支援ツールになっています。殆どはドラッグ&ドロップ操作でライブラリ機能の組み合わせ(処理順序の生成)ができ、パラメータ設定も詳細で、ライブラリ使用周辺の部分的なソースプログラム生成とファイル出力も可能です。

柔軟な画像管理メモリの採用

画像サイズおよびビット深度を可変とし柔軟性を持たせています。これにより異なる画像入力ボードの搭載、分解能や機種が異なるカメラの接続が可能となっており、空間フィルタ処理などは多ビット画像にも対応しています。また、外部で確保されたメモリをWILの管理メモリとして取り入れる機構を持ち、他社製画像入力ボードとの組み合わせも容易です。

GUI機能の分離(GUIライブラリの提供)

画像処理のクラスライブラリにGUIは含めず分離しています。GUI機能部分はソースの提供を行いますので、開発者(利用者)はGUIライブラリをベースに自由な機能拡張ができます。

カメラ設定ファイルの採用

対応カメラの設定情報を別途ファイルとして提供します。これにより迅速なカメラ対応が可能になります。

マルチスレッド環境への対応

WILは再入力可能(リエントラント)なコードになっています。よってアトミック性が確保されていれば(WIL自身はデータの相互排他制御を行っていないため、ライブラリを使用するユーザー側が相互排他を行えば)複数スレッドで使用することが可能です。

マルチコアへの対応

PCの性能を最大限に利用し、画像処理機能の高速化が計れます。

GPUを利用した高速化が可能

標準ライブラリを補完する有償オプションライブラリを用意しています。
(1) キャリブレーションソフトウェア
   カメラ画像の歪み補正やカメラ座標系のワールド座標系変換などができます。
(2) FGA(FAST GPU Accelerator)ソフトウェア
   NVIDIA社のGPUボードを利用し一部の画像処理を高速化することができます。C言語形式プログラムにて利
   用でき、先述した「FIEライブラリ」と互換性を持っているため併用や移行が容易です。

※ オプションライブラリを利用する場合は、標準ソフトウェア開発キットまたはランタイムライセンスが必須となりま
  す。
※ FGAライブラリは、NVIDIA社の開発環境CUDA、NVIDIA社のGPUボード、当社のWILそれぞれ一定の
  バージョンの組み合わせ下で利用することができます。また、これらのバージョン管理はユーザ様側でも必要と
  なります。詳しくは当社営業へお問い合わせください。

FV2210-XPe,FV2310-XPe,FV-3010-XPで実行可能

一般市販PCのみならず、FV2210-XPe,FV2310-XPe,FV-3010-XPにもWIL対応品を用意していますので、WILを使用して開発したアプリケーションをそれぞれの装置上で実行することができます。

WILのプログラム例

WILで作られたサンプルプログラムの処理例をご紹介します→ここをクリック!

WILの商品構成

1
製品名
標準ソフトウェア開発キット&ランタイムライセンス
機能
メモリアクセスなど最も低位なライブラリから始まり、サーチやブロブ計測など基本的な画像処理機能から、文字読み取りなど応用的な画像処理機能までを包含したライブラリです。
備考
何らかの画像処理を行う場合は必須のライブラリです。下記3〜5のオプションソフトウェアを利用する場合にも必要です。
2
製品名
ビデオ入力ソフトウェア開発キット&ランタイムライセンス
機能
カメラからの画像を取り込み、PCの内部メモリへ画像情報を転送するライブラリです。
備考
弊社製画像入力ボードを使用して画像取り込みを実行する場合は必須のライブラリです。
3
製品名
キャリブレーションソフトウェア開発キット&ランタイムライセンス
機能
カメラ画像の歪み補正、あるいはカメラ座標系をワールド座標系に変換するためのカメラキャリブレーションライブラリです。
備考
必要な場合に任意にご購入頂く有償のオプションソフトウェアです。
4
製品名
FGAソフトウェア開発キット&ランタイムライセンス
機能
NVIDIA社のGPU(Graphics Processing Unit)ボードを利用した画像処理高速化ライブラリです。パフォーマンスが圧倒的に向上します。
備考
必要な場合に任意にご購入頂く有償のオプションソフトウェアです。WILを構成する低位ライブラリFIEと同じC言語形式プログラムで利用できます。ご利用に当たっては一定の条件(先述)があります。

WIL関連製品ダウンロード

カタログ → 製品カタログやライブラリ一覧などの詳細資料がダウンロードできます。特に『画像処理ライブラリのご紹介』(PDF)にはWILの機能が豊富に記述されています。
ソフトウェア → 30日間の無償お試し利用ができます。
マニュアル → WIL説明書(HELPファイル)がダウンロードできます。

※WILは新規開発のライブラリであると同時に、FVL for Windowsの後継ライブラリとなるものです。ただし互換性はありません。