FAST CORPORATION[株式会社ファースト]

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採用情報

先輩社員インタビュー

プロフィール

舞台は日本から世界へ。
目指すは液晶検査の頂点。

H.M

2002年入社
検査システム開発本部
検査システム技術グループ グループ長

H.M

仕事内容

■ ファーストを選んだ理由
 学生時代に偶然見たテレビ番組で、画像処理の事を知ったのがきっかけでした。番組の事はすっかり忘れてしまっていたのですが、それから数ヶ月後に参加した合同説明会で画像処理を専業としているファーストを知り、番組の事を思い出して興味を持つようになりました。その後、ファーストの事を調べていくうちに、ソフトウェア・ハードウェアの両方を自社開発できる技術力の高さ、また会社自体が持つフレンドリーな体質に魅力を感じ、入社することに決めました。

■ 私の仕事
 入社以来一貫して、FV-pixellenceという検査ソフトウェアの開発をしています。最近は特に液晶ディスプレイの欠陥検査に力を入れており、国内外のいろいろなメーカーに採用してもらい、国内シェアは第2位(富士経済調べ)となっています。 液晶ディスプレイの製造過程で発生する0.05mm未満といった非常に小さな欠陥検査を、従来は人間が目で見て行なっていました。最近では対角が1mを超えるような巨大なディスプレイも市販されるようになっているのですが、これまでと同じように人間が検査を行なっていたのでは欠陥の見逃しをしてしまう可能性があります。そこでファーストの画像処理技術を応用した検査ソフトウェアを開発し、それらの微細な欠陥の自動検査を行なえるようにしました。
 もしかすると、このインタビューをご覧になっているパソコンのディスプレイも、私達が開発したソフトウェアで検査されているかもしれませんよ。
 他にも韓国や台湾・中国といったアジア圏を中心に、年間を通して十数回の海外出張にも行くことがあります。旅行好きな方にはオススメかもしれませんね。

■ 仕事のやりがい
 世界を相手にする仕事ですので、常に自分の技術力を磨き続ける必要があったり、あるいはいろいろな情報・知識を集め続けなければならない、といった大変な面はあります。その反面、家電量販店で並んでいる液晶テレビを見たときに、自分が開発したソフトウェアがこの商品の品質を良くするために使われているんだなと思うと嬉しくなります。 
 他には学会活動や雑誌への記事執筆等で自分の活動・成果をアピールする機会があるのですが、仕事でお会いした方から「記事を読みましたよ」と言われるのも嬉しくなりますね。

■ 夢を語る
 「このジャンルの事はH.Mに聞け」と言われるような技術者になることですけど、まだまだ道のりは長そうです(笑)

 

就職活動中の方へ

 ファーストは「やる気」「積極性」を重視する会社だと思います。経験や年齢にとらわれず、たとえ入社1年目であっても、やる気があればいろいろな仕事を任せてもらえます。
 また、アカデミックな雰囲気の会社ですので理系出身じゃないと難しいかなと思われるかもしれませんが、文系出身でソフトウェアには入社して初めて触れた人もいますよ。
 入社時にある程度の技術があるともちろん望ましいのですが、それ以上に入社後の成長度合いやコミュニケーション能力などが大切ですね。